

真摯に取り組む力
高知開成専門学校
IT情報科 公務員専攻出身
伊藤 拓斗
海上保安庁

高知開成専門学校に進学した理由を
教えてください。
中学生の頃からずっと消防士になりたいと思っていました。高校三年生の時に地方公務員の試験を受けたのですが結果は惨敗で、必死に勉強することの大切さを痛感していました。どうしても夢を諦められなくて、公務員科のある専門学校、数校のオープンキャンパスへ足を運んでいました。高知開成専門学校の学生たちがイキイキとしていたこと、また、体験授業の時にいらした元公務員の先生の授業がとてもわかりやすくて、この先生についていけば間違いないと思ったことが進学した理由です。実際、高校3年生の時の1年間は、タイミングが合うほとんどすべての日程のオープンキャンパスに足を運んでいました。
私は、入学後すぐに受ける5月の公務員試験で合格し、10月に採用だったので学校には半年しか通っていないのですが、この先生とは今も交流がありとてもお世話になっています。実は、5月に公務員試験に受かった時も、「消防士になりたい」という夢があったため葛藤がありました。その際、先生が海上保安庁ではどんな仕事をするのかなどいろいろと調べてくださり、最終的には自分で決めましたが、進路で悩んだ時もとてもお世話になりました。今は、国家公務員として海上保安庁に就職してよかったと思っています。

特に「実の力」が身についていると思った
授業・できごとを教えてください。
学校に通っていた半年間の中で特に「実の力」が身についていると思うのは、社会コミュニケーション論の中の社会戦略講座です。授業に衆議院議員の方や選挙管理委員会の方、企業の代表の方など第一線で活躍されている方を講師として招き、いろいろなお話を聞くことができました。その時に教えていただいた、「物事の捉え方」や「情報の集め方」、そして情報を集めるだけではなく、その情報が自分にとって大事なのかを選んでいく「情報の取捨選択の方法」は、現在の仕事の上でもとても役に立っています。
卒業後「実の力」を活かせたと
思った出来事を教えてください。
社会コミュニケーション論の中のマナーコースです。社会人としての心構えや、報連相の大切さ、初対面の方への挨拶や名刺交換のやり方など実践的なことを教えていただきました。海上保安庁での採用が決まり、10月に海上保安学校に入学したのですが、そこは海上保安庁で働く上での基礎知識を学ぶ場なので、そういった社会人としてのマナーは学びません。しかし、現在の仕事でも外部の方と会う機会も多く、そういったマナーを高知開成専門学校で先に学んでおいてよかったと思っています。
これから⼊学を考える
あなたへのメッセージ
皆さん、公務員になりたい、看護師になりたい、プログラマーになりたいといった様々な夢があると思いますが、高知開成専門学校はその夢を叶えることができる「学びの場」がたくさんあります。私自身も公務員になりたいという夢をこの学校で叶えました。試験というのは、結局は自分が勉強した量だと思うので、個人戦ではありますが、周りの雰囲気はとても大事だと思います。周囲の学生も自分と同じように真剣な気持ちで学んでいる環境だと、授業が終わった後も自発的にみんなで勉強をします。皆さんも高知開成専門学校で学び、夢を叶えてください。