画像:高橋 太一

調べる力

高知開成専門学校
高度システム開発科
ホワイト・ハッカー学専攻出身

高橋 太一

株式会社高知システムズ

画像:高橋 太一

高知開成専門学校に進学した理由を
教えてください。

中学生の頃からパソコンに興味があって、高校生になって進路を意識し始めたときにIT関係の道に進みたいと強く意識するようになりました。もともとは大学進学を考えていたのですが、4年制の学科がある高知開成専門学校の存在を知り、大学よりも専門的にITの分野について学べるのではないかと思い入学しました。2年制のみの学校だったら、大学に進学していたのではないかと思います。
専門学校なので、大学のように履修科目を取得して単位を取るのではなく、カリキュラムがきちんと組まれています。かなり勉強時間は多いのですが、卒業して働き始めてみると、ITについて偏りなくまんべんに学べていたことに気がつきました。

画像:高橋 太一

特に「実の力」が身についたと思った
授業・できごとを教えてください。

私が一番印象に残っていて、力がついたと思う授業は3・4年生のメンバーで行う「システム開発演習」です。1・2年の間は個人で勉強や開発をすることが多いのですが、3・4年になるとチームで実際に開発を行なっていきます。
この授業はかなり実践的で、顧客にどういう機能が欲しいのかニーズを聞き、それを実現しようと思ったらどんなシステムが必要なのか、といった詳細なところまで実際のビジネスと同じような流れで授業が進んでいきます。もちろん、仕事でいう「納期」つまり締め切りも意識しながら開発を進めていきます。
この授業では、分からない場合は先生に相談しますが、先生の方から積極的に教えてもらうことはほとんどありません。チームで協力しながら開発を行なっていきます。
この授業で感じたのは、開発の力と同じくらいコミュニケーション能力が大事だということです。チームで行うとなると、コミュニケーションのやりとりが必要になります。自分が思っていることが上手く伝わらない時は「なぜだろう・・・」と考え、意思疎通をきちんと行うためにも伝え方が大事だということも学びました。

高知開成専門学校でどのような
「実の力」が身についたと思いますか?

「調べる力」です。先ほどお話しした「システム開発演習」の授業では、新しいシステムを開発する時は、まずは自分たちで調べてから開発を行なっていました。調べて分からなかったら先生に聞くのですが、普通の学校だと、すぐに先生に聞いて教えてもらうのではないかと思います。IT系になるといろんなことを関連付けて調べなくてはいけなくて、自分が求めている情報をいかにストレスなく調べられるかということが重要です。実際在学中に、調べるのが遅くて、先生に調べ方の相談をしたこともありました。社会人になってからも、まずは自分で調べることにしているのですが、むしろ社会に出てからの方が分からないことが多いので、調べることが重要だなと感じています。私は仕事をする上でも、「まずは調べる」そして、「調べたらなんとかなる」と思っているのですが、このことは高知開成専門学校で学びましたね。

これから⼊学を考える
あなたへのメッセージ

高知開成専門学校は、本当に面倒見の良い学校です。そして学生の自主性や、やる気を大切にしています。なにかを作りたいと積極的に言った時、まず否定されることはありません。学生のやる気をとことんサポートしてくれます。また、みっちりとシステム開発について学ぶことができます。大学の進学も視野に入れて考えていましたが、私の場合は高知開成専門学校で4年間学んでよかったなと思っています。システム開発の力だけではなく、「コミュニケーション力」や「まずは自分で調べる」という社会人としてとても重要なことを学ばせていただきました。