資格試験のイメージ画像
お知らせ

サーティファイ「能力認定試験」の合格状況(9月実施)

基本情報技術者試験の「科目A」免除を受ける前段として、サーティファイ「情報処理能力認定試験(2級1部)」を受験し、高度システム開発科・システム開発科の1年生16名全員が合格しました。ITエンジニアの登竜門となる資格取得への第一歩となります。

また、今年入学した1年生から「C言語プログラミング能力認定試験1級」の合格者が出ました。この試験は実技試験で、プログラミングの実務能力が問われる難易度の高い試験です。


資格取得学生の写真
システム開発科1年 西川 正悟さん
2023年4月に入学し、システム開発科で実践的な知識と技術を学んでいます。

■ C言語プログラミング能力認定試験1級へのチャレンジ
1級のレベルは、実務経験3年目くらいの社会人が挑戦する内容と言われています。同級生が3級を受験する中で、なぜ今回チャレン ジしたのですか?
授業で初めてC言語を学び、ルールを理解することが他の言語に比べて大変でした。丸暗記では太刀打ちできなくて、根本的な部分の理解が必要だと感じていて…そこでC言語の授業が終わってからも、自分が理解できるまで自宅学習を続けていました。そのため、3級と2級の問題が思ったよりもスムーズに解け、1級にチャレンジすることにしました。

■ 自宅学習を続けるコツは?
「スマホをいじったら職業訓練に通っている意味がない」と思っているので。高校卒業後に通っていた学校ではついついスマホを触ってしまい、気がついたら数時間経っている等、もったいない過ごし方をしていました。その時の経験があったから、同じ失敗をしないためにも出来る限り勉強時間をとるようにしています。受験を決めてからの1ヶ月弱は学校の勉強と並行して、自宅で毎日2〜3時間の学習を続けました。

■ プログラムに興味を持ったきっかけは?
前職でofficeソフトを使った事務仕事が頻繁にあり、定型的な作業については「時間短縮したいな」という気持ちがありました。そこで自動化するプログラムを作ったところ、半日かかっていた作業が1時間になり、そこからプログラミングに対する興味がわきました。いろんな言語に独学で触れていくうちに、実務で携わりたいと思うようになりました。社会に貢献したい、といったら大げさかもしれませんが、お客様が長時間同じ作業に縛られずに効率化できるような業務システムの開発をしたくて学んでいます。

■ 入学して半年が過ぎました。学生生活はいかがですか?
日々、必要な知識を学べるのは楽しいです。仕事していた頃からしたら、自分が学生だっていうのがまだ信じられない気持ちで。以前は勉強への関心は高くありませんでしたが、今は自分の意思で学びに来ているので、大変なこともあるけど妥協せずに取り組むことができています。CCS(Central CharacterS:本校のゲームサークル)にも所属していて、今はSNS上での犯罪につながる情報をパトロールしています。先々は自分の作ったプログラムの弱点に気づくために、セキュリティの知識を培う機会にしていきたいです。


現在、基本情報技術者試験の勉強をする毎日だという西川さん。
夏休みには大分県の湯布院に家族で旅行し、大好きな温泉三昧の時間を過ごしたそうです。
息抜きと集中とを上手に切り替えて、目指せ!合格!!