お知らせ

社会戦略講座
~卒業生による職業講話~

2月26日の社会戦略講座は、本校の高度システム開発科を2017年に卒業した大﨑 亮一 氏(株式会社ASほくでん勤務)を講師に迎え、「IT業界のリアルな仕事」についてご講演いただきました。


前半は株式会社ASほくでんの事業内容を軸に、開発スタイルの違いや実際の仕事内容を説明いただきました。

本社開発部(自社パッケージ開発):
小規模案件が中心であり、プロジェクト期間は約半年。自社製品のブラッシュアップと販売に携わるスピード感が特徴。

都市開発部(他社パッケージ開発):
大規模案件が多く、2〜3年に及ぶ長期プロジェクトも存在する。ベトナム企業とのオフショア開発(※1)体制をとっており、上流工程(設計)に特化している。プログラミングよりも設計スキルが重視されるため、適性によって向き不向きが分かれる。

※1 オフショア開発
コスト削減やグローバル人材の活用を目的とし、海外の企業や現地法人にソフトウェア、アプリ、システム開発や、それらの運用・保守業務を委託する開発手法


後半の30分間は、学生を6グループに分けた少人数制の座談会形式で行われました。講師が各テーブルを回ることで緊張が緩和され、全員が質問を投げかける活発な時間となりました。

【学生からの質問と回答】
Q.仕事をしていく上でどういう能力が求められるのか?
A.お客様と関わることが多く、プログラムの設計書を作成していくにあたってコミュニケーション能力が必要不可欠。

Q.何のプログラミング言語をどの程度やっておけばいいのか?
A.何か1つのプログラミング言語について極めておけば、他のプログラミング言語にも応用ができ、社会に出てから楽になる。

Q.AIを使用して開発するのか?
A.AIを開発にも使用するが、AIが作成したプログラムを修正する知識や技術は必要。結局、自分である程度プログラムを組めるようになっておき、AIに手伝ってもらうのがいい付き合い方。

Q.初任給の使い道は?
A.親孝行の1つとしてエアコンを買った。

Q.卒業生として開成でやっておけばいいこと
A.情報系の資格の取得。就活で有利になるのと、社会に出ると資格の勉強をする時間がないため。

Q.情報学科教員 大﨑先生との交流関係について
A.伊野商業高校時代からの友人(当時は交流なし)。最近は月に2~3回ご飯に行く間柄。


カジュアルな雰囲気の中で、技術面からプライベートな話題まで多岐にわたる対話が行われ、学生にとってIT業界をより身近に感じる機会となりました。