画像:鈴木 美音

向上心を持ち続ける力

高知開成専門学校
看護学科

鈴木 美音

土佐女子高校出身

画像:鈴木 美音

特に「実の力」が身についていると
感じる授業を教えてください。

臨地実習です。もちろん知識などを覚える座学も大切なのですが、実際に看護師さんの仕事を見ることもできますし、座学ではイメージしにくかったことも自分の中に落とし込んで理解することができます。例えば、授業で体温や血圧の計測の練習はするのですが、学生相手に練習をしているので、実際に患者さんや高齢者の方にしてみると腕の太さなど学生とは全く違っていて、普段のやり方では通用しないということを感じます。また、実習中は今日の反省や次の日の行動計画などを決めて、それに対して事前学習を行います。ここは個人差があると思うのですが、私は心配性なところもあって、自分で「大丈夫だ!」と思えるまで勉強しているので、そのことは力になっているなと感じています。

画像:鈴木 美音

どのような学校生活を送っていますか?

私たちのクラスは特に社会人を経験している方が多いんです。一度、社会で働いて、そこから看護師になろうと決めた本気で看護師を目指している人たちばかりなので、そんなクラスメイトと過ごす学生生活はとても刺激になります。中にはお子さんのいる方もいて、お子さんを保育園に送迎したりご飯を作ったりして、勉強時間は私よりもずっと少なくても一生懸命に頑張っている姿を見ると、「私も頑張らなくちゃ!」と思います。
また、テスト勉強が大変だったりすると、クラス全体がちょっと暗い雰囲気になったりしてしまうのですが、クラスメイトですごく前向きな方がいて、「大丈夫!大丈夫!いけるよ!」ってみんなを引っ張っていってくれるんです。「国家試験には全員で合格したいよね!」って話したりしています。クラスメイトは真剣な方ばかりなので、勉強する雰囲気とか環境が整っていますね。
一番楽しみな行事は、「スポーツ大会」です!1年に1回あって、全校学生に先生も交えて、垣根なくみんな本気でやっています。他の学科の方ともすぐに仲良くなれますし、すごく楽しいです!

今後、身に付けたいと思う
「実の力」はどういったものですか?

患者さんに異常があった時にすぐに判断できる知識と技術、正常値や異常値などをきちんと知っておいて、患者さんに今何が必要なのかを考えられる力を身に付けたいです。今は、病態などの勉強をして実習に出ているのですが、何の病気でどのように体に症状として現れているのかの関連付けが難しく、カルテと患者さんを見ながら判断していくのが難しいなと思っています。
実は小さい頃から喘息で入院することが多くて、そんな時にそばにいてくれた看護師さんがすごく安心感をくださったんです。
「こんな人になりたいな…」って思ったのが看護師を目指そうと思ったきっかけです。安心感のある看護師になって、常に向上心を忘れず、きちんと知識と技術を持ったプロになりたいと思っています。

これから⼊学を考える
あなたへのメッセージ

勉強はとても大変ですが、看護師になりたいという強い意思を持っている方がたくさんいる学校です。そんなクラスメイトと毎日を過ごす学校生活はすごく充実しています。そういった意味でも、勉強をする環境がとても整っている学校です。クラスに社会人を経験している方が多くて、困ったことがあった時は、先生はもちろんですが、社会経験の豊富なクラスメイトに相談することもあります。学校を卒業した時、看護師としてどんな力が必要なのか、そういったことを学べる学校でもあると思います。